「Supersalone」は、国際的なガストロノミーの拠点であるイデンティタ・ゴローゼ・ミラノ(Identità Golose Milano)と提携し、食品、シェフ、クリナリーへの情熱を注いでいます。食品は他の製品と同様に、創造性と人間のニーズが変化させたものです。しばらく前から、食べ物をめぐる議論は、栄養としてだけでなく、喜びの源として、また社会を変える強力なツールとして、高いレベルに達しており、今日では、持続可能な食料生産、人間の健康とライフスタイル、外食のための新しい場所といった基本的な問題を含んでいます。文化的、社会経済的、人類学的なトレンドを一貫して反映し、時にはそれを先取りするデザイン部門は、それゆえに食とケータリングの世界にスポットライトを当て、広い意味での「食卓」のデザインを求められたときに、その並外れた創造性、好奇心、革新能力を発揮しています。
このようにして生まれたイデンティタ・ゴローゼ フードコートは、「supersalone」のために作られた新しいコンセプトであり、お客様の体験に不可欠な部分であると同時に、カルロ・クラッコとパティシエのマルコ・ペドロン、アメリカで活躍し、最近では中国でもプロジェクトを展開しているイタリア人シェフの中でも最も多彩なクリスティーナ・バウマンなど、偉大なイタリア人シェフや職人のオリジナルレシピを味わう機会としてデザインされています。イタリア系オランダ人のシェフ、エウジェニオ・ボーアは、国際的な影響を料理に織り込んでいることで有名です。また、ウルグアイ出身のマティアス・ペルドモは、アルゼンチン人のパートナー、マーティン・プレスとともに、数々の成功を収めています。ピッツァとパンの分野で権威のあるレナート・ボスコ、アイスクリームとチョコレートのメーカーとして高い評価を受けているパオロ・ブルネリ、イタリアのトップ10ペストリーシェフに長年ランクインしているアンドレア・ベスキオは、1845年に創業したファミリービジネスの後継者である息子のジャコモと共に参加しています。また、イデンティタ・ゴローゼ フードコートでは、マッシモ・ボットゥーラと妻のララ・ギルモアが、自閉症スペクトラムの人々のコミュニケーションスキルを高め、自立と統合を支援するために創設したセラピー・ワークショップとソーシャル・インクルージョン・プログラムであるIl Tortellante(イル・トルテランテ:不耐症)を発見し、支援する機会も提供します。
美味しくて洗練されたスイーツやセイボリーのレシピを用意し、予算に応じた魅力的な価格で最高品質の料理をお楽しみいただけます。
シェフたちは、それぞれの 「supersalone 」パビリオンに設置された4つのフードコートで提供される象徴的な料理を用意します。
マティアス・ペルドモとサイモン・プレスは、特製ドーナツ・ボロネーズを、クリスティーナ・バウマンはクロック・ムッシュ(仔牛の舌のパストラミ、シアスコロ・サラミ、グラナ・パダーノDOPソース、自家菜園のピクルスを添えて)を、マッシモ・ボットゥーラの「イル・トルテランテ」はトルテリーニにパルミジャーノ・レッジャーノのクリームソースを添えて提供します。カルロ・クラッコとマルコ・ペドロンは、シトラスチーズケーキにクルミのクランブルと蜂蜜を添えて。パオロ・ブルネリは、ブルネリクリームアイスクリームとコンフォートフードの朝食を提供しています。レナート・ボスコはダブルクランチ®ピザ(米粉ベースの生地にパルマ風、マルチグレインの生地にボイルしたハムとプロボラチーズをのせたもの)を作っています。アンドレア&ジャコモ・ベズスキオは、キャロットとピーカンナッツのケーキ、クッキー、ヴェネチアンケーキ、”Zabachou”(ザバイオーネのエクレア、ヘーゼルナッツプラリネソース、フローズンチョコレートフォーム)で来場者を魅了します。エウジェニオ・ボーアは、シチリア産アンチョビ、レモン、アーモンドを使ったトレードマークのマッケロンチーニを作ります。
各フードコートは、8つのフードステーションと広々としたダイニングエリアで構成されており、細部にまでこだわったカジュアルな空間で、買って持ち帰ったり、会場で食べたりできるグルメな料理や商品を提供することをコンセプトにデザインされています。提供される料理は、美味しく洗練されたもので、あらゆる味覚や要求に対応した最高品質の料理を魅力的な価格で試すことができます。
このイデンティタ・ゴローゼ フードコートによって、「supersalone」は、食の領域におけるイタリアの創造性と卓越性を強調する刺激的な旅に出て、提供されているすべての魅惑の食を不可欠なものにするための、楽しく、変化に富んだアプローチを育みます。