Salone del Mobile.Milano|ミラノサローネ国際家具見本市 「アートバーゼル・マイアミビーチ」「 アートバーゼル香港」と3年間のパートナーシップ締結 イタリアンデザインがコレクターズ・ラウンジを飾る


ミラノサローネ代表、マリア・ポッロ氏は次のように述べています:

「アートバーゼル・マイアミビーチ2025のデビューは、イタリアン・デザインと文化的関与の高い新たなグローバル・オーディエンスとの機会を拡大するために、サローネが辿っている国際的な軌跡の自然かつ戦略的な進化を象徴するものです。私たちの役割は、今まで以上に国際市場を形成する変化を予測し、イタリア企業がアート、デザイン、文化的投資が一体となった新しい世界と関わるための条件を整えることです。『アートバーゼル・マイアミビーチ』と『アート・バーゼル香港』とのパートナーシップで、この方向への決定的な一歩を踏み出します。イタリアのデザインをコレクターズ・ラウンジの中心に据えることは、企業の国際的な知名度を高めるだけでなく、競争力のある資産としてのデザイン文化を高めることを意味します。この視点は
、マイアミで再会したエス・デブリンのような人物との対話の中で、さらなる共鳴を見出すことができます。芸術、光、集団的想像力の交差点に位置する彼女の研究は、4月のブレラ美術館とのコラボレーションにより、ミラノサローネがミラノに捧げた心の羅針盤となる想像力に富んだオマージュ、『Library of Light(光のライブラリー)』で、第63回ミラノサローネを照らしました」photo: Maria Porro_©Guido Stazzoni

「Library of Us (私たちのライブラリー)」

マイアミのファエナ・ビーチでも、マリア・ポッロとエス・デブリンが「PortraitoftheArtistasaLibrary (ライブラリーとしてのアーティストの肖像)」という対談の主人公となりました。ファエナ・シアターで開催されたこのイベントは、英国のアーティストでありデザイナーでもあるエス・デブリンが、「Library of Light (光のライブラリー)」の自然な進化形として生んだプロジェクト「Library of Us (私たちのライブラリー)」を考案するに至った創作の道を探る機会となりました。

メード・イン・イタリーの戦略的地域としての米国

米国は、メード・イン・イタリーにとって最も重要な市場のひとつ。最新の予測では、このセクターの国際的な地理において中心的な役割を担っていることが確認されています。2024年の輸出額は21億ユーロを超えています(木製家具サプライチェーン輸出、出典:FederlegnoArredo/イタリア家具工業連盟リサーチ)、アメリカはイタリア家具ブランドにとって、ヨーロッパ以外でトップの輸出先として位置づけられ、需要は主に、高級個人住宅、高齢者住宅などの新しい住宅モデル、ホテル分野、美術館、質の高い公共プロジェクトなど、イタリアの製造文化が卓越性の代名詞として認識され続けている分野での高付加価値プロジェクトに牽引されています。
 
同時に、2025年のアメリカ市場は進化しています。需要は減速するどころか、ますます多様化する国際的サプライヤーのパノラマに向かっており、より複雑な競争状況を生み出しています。さらに、国際通貨基金(IMF)によると、米国は2025年から2030年にかけてGDP成長率が最も高く(10.4%増)、メード・イン・イタリー製品の主な輸出先となっています。このようなシナリオにおいて、ミラノサローネがイタリアン・プロジェクトの高い認知度を維持し、重要な関係が築かれ、新しいスタンダードが確立され、将来のプロジェクトを形成する原動力が定義される場所でのイタリア企業の存在の確立をサポートすることが不可欠となります。近年、文化投資と高級不動産の中心地としての地位を固めつつあるマイアミでミラノサローネが開催されることは、イタリアからの家具輸入において全米第2位の21%を占め、全米平均の3%を大きく上回っていることからも、 イタリアのデザイン・システムと、世界で最もグローバル化し、情報通で影響力のある大衆のひとつとの戦略的な出会いの場を提供し、メード・イン・イタリーの家具の品質を高め、急速な変貌を遂げつつある市場に新たな対話の機会を創出します。
 
グローバルな旅程で地域とパブリックを拡大


「アートバーゼル・マイアミビーチ」および「アート・バーゼル香港」とのパートナーシップは、ミラノサローネがITA(イタリア大使館貿易促進部)の支援を受けて近年進めている、より広範な国際的旅程を進める上で不可欠な一歩です。その意図は、イタリアのデザイン文化を戦略的な経済的文脈に位置づけ、国際的な地域を拡大するための新たな機会をもたらすクライアントや専門家とのつながりを生み出すことにあります。

ITAマイアミのディレクター、マルコ・ヴェルナのコメント:

「 ITA(イタリア大使館貿易促進部)とミラノサローネとのコラボレーションは、イタリアのデザインと家具を国際的に普及させる戦略における基本的な柱であり、今年はイタリアン・デザインに関するインスタレーションや、アートバーゼル・マイアミビーチ2025において、ミラノサローネ2026の開催を紹介するイベントなど、より充実したものとなりました。アート、デザイン、家具は、『美を形にする』という同じビジョンの3つの異なる表現です。そして、美をテーマとするならば、メード・イン・イタリーについて語ることが不可欠です」

「サローネサテリテ・コレクション」がイタリア館で展示された2025年大阪・関西万博に続き、「サローネ・ラリタス:デザイン・アイコン、ユニークなオブジェ、アウトサイダー・ピース・プロジェクト」をロンドンと上海で紹介し、そしていま、「アートバーゼル・マイアミビーチ」と「アートバーゼル香港」とのパートナーシップ締結により、イタリアン・デザインを世界的なサーキットに投入するためのさらなる一歩を踏み出しました。マイアミビーチと香港のコレクターズ・ラウンジでは、イタリアン・プロジェクトの継続的な物語が展開され、エウロクチーナ、FTK/テクノロジー・フォー・ザ・キッチン、サローネ国際バスルーム見本市とともに2026年4月21日から26日まで開催されるミラノサローネのテーマや内容の一部も紹介されます。様々な国際的エコシステムと関わり、イタリアのクリエイティブ産業の成長のための戦略的テコとしてデザイン文化を促進したいというサローネの願いを実証する道筋となるでしょう。

概要Art Basel Miami Beach / アートバーゼル・マイアミビーチ
日程:2025年12月5日(金)〜7日(日) 11am – 6pm
場所:Miami Beach Convention Center 
           1901 Convention Center Drive, Miami Beach, FL 33139 U.S.A

Art Basel (アートバーゼル) について
1970年にバーゼルの画商たちによって創設されたアートバーゼルは、現在ではバーゼル、マイアミビーチ、香港、パリ、カタールを会場に、現代美術と現代アート分野における世界最高峰のアートフェアを開催しています。開催都市と地域によって特徴づけられる各フェアは、参加ギャラリー、展示作品、そして各回ごとに現地機関と共同で企画される関連プログラムの内容に反映されるように、それぞれ独自性を備えています。アート・バーゼルは、Zero 10やArt Basel App (アートバーゼル・アプリ)といった新たなデジタルプラットフォーム、ならびに「アートバーゼル&UBSグローバル・アート市場レポート」「グローバル・コレクティング調査」「アートバーゼル・アワード」「アートバーゼル・ショップ」などの取り組みを通じて活動を拡大しています。詳細はartbasel.comをご覧ください。

Salone del Mobile.Milano (ミラノサローネ国際家具見本市) について
ミラノサローネ国際家具見本市(日本では通称「ミラノサローネ」)は1961年の創始以来、展示される製品の卓越した品質により、デザインと家具業界における国際的な基準として認知されてきました。単なる見本市ではなく、業界全体のビジネスを加速し関係性を拡大する力を持つ生態系であり、住まいの未来像を提示する場です。毎年4月に開催され、4つの毎年開催見本市—Salone Internazionale del Mobile (サローネ国際家具見本市)、S.Project, (S.プロジェクト)、Workplace3.0 (ワークプレイス3.0)、International Furnishing Accessories Exhibition  (サローネ国際家具インテリア小物見本市)—— と隔年開催見本市 ——奇数年のEuroluce (エウロルーチェ)、偶数年のEuroCucina (エウロクチーナ)・FTK/Technology For the Kitchen(FTK/テクノロジー・フォー・ザ・キッチン)および国際バスルーム見本市——で構成されています。これらは1998年よりサローネサテリテと連動。世界中の35歳未満若手デザイナーの登竜門として機能し(これまでに14,000名以上が参加)、新進デザイナーを求める企業の重要な情報源となっています。2024年、第62回ミラノサローネには37カ国から約2,000の出展(ミラノサローネ出展企業数とサローネサテリテ参加デザイナー人数の合算)が集い、延べ来場者数は30万2千人を超え、その68%が国際的な専門家でした。ミラノサローネは持続可能なイベント運営システムでISO 20121認証を取得し、国連グローバル・コンパクトの加入機関です。

ITA (イタリア大使館貿易促進部) について
ITA (イタリア大使館貿易促進部)は、イタリア企業の海外進出と国際化を促進する機関として、政府が海外市場におけるイタリア企業の基盤強化と経済・商業的発展を支援する窓口です。また、イタリアへの外国投資誘致を推進する責任機関としての役割も担っています。ダイナミックで意欲的かつ現代的な組織体制と、広範な海外事務所ネットワークを基盤に、ITAはイタリアの中小企業に対し、情報提供、支援、コンサルティング、プロモーション、研修サービスを提供しています。最先端のプロモーションツールとマルチチャネルコミュニケーションを活用し、「メード・イン・イタリー」の卓越性を世界中に発信しています。

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