カラフル、ジオメトリック、ウルトラポップ:ミラノサローネの新しいABCを生んだスタジオと若きミラネーゼ・アーティストによるデザインの普遍的なアルファベット。
エミリアーノ・ポンツィ(Emiliano Ponzi)に続き、Salone del Mobile.Milano/ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)は、2023年度 コミュニケーションキャンペーン画像を、ミラノのデザインコミュニケーション・スタジオレフトロフト/Leftloftと、ミレニアルアートシーンで高い評価を得ているイラストレーター/コラージュ作家のジオ・パストーリ/Gio Pastoriに委ねました。レフトロフトが考案したコンセプトを、若きアーティストが図形と色で表現しています。このイベントのアイデンティティ、テーマ、主人公、そしてその変遷を、個性的で独創的なビジュアルストーリーに凝縮することが、彼らの課題でした。現代と未来、革新と継続といった異なる概念的側面への考察とバランスを必要とし、簡単な作業ではありませんでした。
その出発点は、サローネの芸術的言語を過去に遡り解釈する旅でした。それは、視覚と言葉の統合によって、長年にわたり、象徴的なオーラで観客を魅了することができたのです。