Thought for Humans.(人間のための思考)
Salone del Mobile.Milano/ ミラノサローネ2025コミュニケーションキャンペーン
デザイン、身体、持続可能性:著名なアメリカ人写真家ビル・ダージンによる5枚の写真で見るミラノ・サローネの視覚革命。
第63回ミラノサローネ国際家具見本市(以下、ミラノサローネ)のために電通クリエーティブ・イタリアが発表した新しいコミュニケーション・キャンペーン 「Thought for Humans. (人間のための思考)」は、デザインの原点に立ち返り、その主要な表現と次元が人間によって、人間のために作られるものであることを思い出させてくれます。実際、本展で私たちが目にするのは、日常生活に根ざし、身体、素材、空間の関係を昇華させることで生活の質の向上を目指すデザインです。
写真家、特に、身体を解体し、再解釈する能力で知られるビジュアル・アーティスト、Bill Durgin/ビル・ダージンとのコラボレーションは、ミラノサローネにとって革新的であり、エキシビションのコミュニケーションに転機をもたらすものです。ビル・ダージンの写真を通して、このキャンペーンは単にモノや機能としてのデザインを提示するのではなく、その深い本質、つまり人間との関係を探求。光、木、金属、布、バイオプラスチックが人間の皮膚とどのように融合するかを示し、持続可能性、調和、つながりというメッセージを具体的なものにしています。この5つの写真は、人間と素材の知性がいかに対話と相乗効果のあるデザインで融合できるかを示し、コンテンポラリーデザインの本質を映し出しています。

Communication Campaign 2025 “Thought for Humans.” Euroluce, Salone del Mobile.Milano
Concept Dentsu Creative Italy ©Bill Durgin
ビル・ダージン氏のコメント:
「まず、デザインコンセプトを要約する一連の素材に焦点を絞りました。そして、ディテールに特に注意を払いながら、どのように身体と調和するかを分析し、形や幾何学的形状を探求しました。これらの側面のいくつかは、私の情熱とダンスの世界での長年の経験、特にダンサーが伸縮性のあるポーズをとり、流れるような動きの中で身体の一部を強調する能力に関連していました。もちろん即興にも事欠くことなく、撮影現場では創造性を刺激することが不可欠でした。このプロジェクトの写真作品は、身体、素材、光の関係の本質を捉えようと、細部にまでこだわって構成。物理的な距離が何年も続いた後、この新しいキャンペーンは触覚への回帰を祝い、人間の身体とデザインとの結びつきに再び注目を集めることになりました」
木、金属、布、バイオプラスチックなど、使用されている素材の選択は無作為ではなく、ミラノサローネの価値観と深く結びついています。持続可能性と革新の象徴であるこれらの素材は、このメッセージを明確に伝えるためにも選ばれました。
世界共通の言語である写真は、キャンペーンのメッセージを世界中の観客に即座に理解させます。サローネは、写真画像を通じて、言語や文化の壁を超えた価値を伝え、そのビジョンをすべての人に親しみやすく、魅力的なものにし、サローネがいかに革新的で、つながりを持ち、未来を見据えることのできる文化的プラットフォームであり続けるかを強調するものなのです。
ミラノサローネのマーケティング・コミュニケーション・ディレクター、
Luca Adornato/ ルカ・アドルナート氏のコメント:
「このキャンペーンでは、近年取り組んできたコミュニケーションの道をさらに一歩踏み出すことにしました。昨年の人工知能を使ったプロジェクトでは、私たちのコミュニティとの関係を抽象的に探求し、表現しましたが、今年は、普遍的で時代を超越した言語であり、具体性を伝え、私たちのメッセージを世界レベルで即座に理解させることができる、写真を採用しました。写真画像を通して、ショーでは人間と物質との結びつきの価値を伝え、説明し、誰にとっても親しみやすく魅力的なものにしています。この新しい選択は、サローネがいかに革新、つながり、未来を見据えるプラットフォームであり続けているかを強調するものです。私たちは、物質の美しさと人体と融合するその能力を讃え、コンテンポラリーデザインが持続可能であること、そして可能な限り倫理的な明日に向かって責任を持って投影されることがいかに重要であるかを強調したかったのです」
ビル・ダージン氏のコメント 続き:
「Thought for Humans は、まさに優れたデザインのあるべき姿です。私たちは毎日デザインと向き合っています。身の回りのものはすべて、誰かが誰かのためにデザインしたもの。優れたデザインは美的感覚に優れているだけでなく、空間を移動するとき、朝食を作るとき、仕事をするとき、家族と食卓を囲むときなど、日常の相互作用に喜びをもたらしてくれる。家具をデザインすることで、私はデザイナーがいかに人間の身体、人間の動き、人間の能力、人間の姿勢を研究し、生活をより快適にするかを学びました。デザインは人間の解剖学に根ざしており、それとの絶え間ない相互作用の上に成り立っています」
電通クリエーティブ・イタリアCCO 兼 EMEAチェア・クリエーティブのリッカルド・フレゴソ氏のコメント:
「このキャンペーンは、文字通り、イタリアン・クリエーティブの卓越性を体現するものであり、イタリア国内のみならず、世界中でサローネに同行できることを嬉しく思います」
2025年3月25日から4月15日まで、ミラノのダンテ通りで、ビル・ダージンが撮影した写真展が開催されます。この写真展は、デザインを単にモノや機能として見せるのではなく、その深い本質、人間との関係を探求し、多様性、創造的な知性、そして芸術としてのデザインの普遍的な価値を称えるものです。
出展者と来場者のためのデジタル・イノベーション
来場者、出展者と世界中のミラノサローネコミュニティを効果的・魅力的につなぐ、常に進化し続けるデジタルエコシステム
今日、これまで以上にデジタルな次元を通過しているイノベーション。ミラノサローネは、出展者、専門家、ジャーナリスト、学生、デザインファンをつなぐ重要な柱であり、ビジネスを促進するものであることが確認されています。このデジタル・プラットフォームは、完全で魅力的な体験を提供するために常に進化しており、ソーシャルメディアを通じてもコミュニティとの関係を強化しています。
新しいウェブサイト
このコミットメントの証として、ウェブサイトのデザインを一新しました。直感的で没入感のあるユーザー体験を保証するために設計された新しいポータルは、モダンなインターフェイス、明確に整理されたコンテンツ、出展者、来場者、プレスのためのすべての有用なリソースへの最適化されたアクセスを提供します。特に、アクセシビリティ(誰もが使いやすく、ナビゲーションが簡単で、モバイルおよびデスクトップデバイスに最適化されたデザイン)、パーソナライゼーション(データ収集と分析により、来場者が見本市での体験を計画できるよう、パーソナライズされたコンテンツと提案を提供する)に重点を置いています。双方向性(プラットフォームには、インタラクティブな地図、出展者のための道案内、イベント期間中の時間とつながりを最適化するためのマッチングサービスなどのツールが統合)や、コンテンツの充実(ナラティブ・セクションでは、記事、ビデオ、独占インタビューによってデザインの世界を語り、文化的な対話を充実させ、この分野の卓越性を促進)を図りました。
コンテンツ戦略
サローネは、コンテンポラリーな言語を通してデザインの世界を探求する新しい物語のプロジェクトによって、その文化的コミットメントを強化しています。文化や革新の推進者としての役割を強化するため、デザイン業界からの権威ある意見を取り入れ、視点やビジョンに富んだ本物の物語を提供。コンテンツ戦略は、デザインの特徴である複雑で豊かなストーリーを反映するため、質の高さ、多様性、マルチプラットフォーム配信に重点を置いています。
出展者向けへのサービスも充実
カスタマイズされたコミュニケーション・サービスや、デジタル製品に関連する追加サービスのカタログを導入し、マッチメイキングやスタンド予約など、すでに提供され好評を博しているツールを充実。見本市での時間を最適化するだけでなく、リアルタイムで質の高いコンタクトを確保し、見本市への参加をより効果的なものにします。
来場者向けオーダーメイド体験も充実
オンライン・チケットの購入からインタラクティブ・マップ、出展者を素早く見つけるための道案内、アポイントメントの予約まで、幅広いデジタル・サービスを提供。昨年の大成功を受け、テクノロジーとデータ分析の組み合わせから生まれたビデオ・ショーリール・サービスが今年も提供されます。この革新的なサービスは、マッチメイキング・システムとの統合によって可能となり、オーダーメイドの体験を提供する一歩を踏み出しました。
フオーリサローネとのコラボレーションを継続
今年もまた、Fuorisalone/ フオーリサローネとの戦略的コラボレーションします。Fuorisalone.itのマップを通じて、見本市のホール内のブース位置や、市内で開催される関連イベントなどの視認性を高めます。この統合されたアプローチにより、展示スペースだけでなく、ミラノ市全体のコンテクストをも包含する没入的で広範な体験が提供されます。



